お線香をあげるときの注意点とは?
2024.05.01
お線香をあげるときには、注意点があるのをご存じでしょうか?
今回の記事では、お線香をあげるときの注意点について解説します。
弔問の際に失礼のないように、注意点を把握しておきましょう。
▼お線香をあげるときの注意点
■他の人のためにスペースを空ける
後からお線香をあげる人がいる場合は、その人のことも考えてスペースを空けましょう。
お線香を2本立てる際、それぞれの間隔を空けたり、くっつけたりして立てても基本的に問題ありません。
ただしスペースを考慮する場合は、くっつけて立てるとよいでしょう。
宗派によっては、手前と奥の前後に1本ずつや、逆三角形になるように立てる方法もありますが、この場合もスペースを考慮すると親切です。
■ライターやマッチで直接火をつけない
お線香に火をつける際は、直接ライターやマッチを使用しないことが大切です。
ローソクには、浄化や故人の極楽浄土への導きという意味が込められています。
仏壇の前ではローソクに火をつけ、その火を使ってお線香をあげましょう。
■火を吹き消さない
お線香の火を吹き消すのは、仏教の教えに反するため避けることが大切です。
仏教では口は不浄とされ、仏様に向けて息を吹きかけることは失礼にあたります。
そのため、火は手であおいで消すのが正しい方法です。
▼まとめ
お線香をあげるときの注意点は、以下のとおりです。
・他の人のためにスペースを空ける
・ライターやマッチで直接火をつけない
・火を吹き消さない
これらの注意点を守りながら、故人への敬意と供養の心を表しましょう。
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