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仏具の1つに、ローソクがあります。
お線香に火をつける時に利用することも多いですが、ローソクに火を灯すのにはどのような意味があるのでしょうか？
この記事では、ローソクを灯す理由について解説します。
▼ローソクを灯す理由
■不浄やけがれを祓い浄めるため
ローソクの灯りには、不浄やけがれを祓い浄める力があると信じられています。
火の明るさが不浄やけがれを祓い、空間や人々に清浄なエネルギーをもたらすとされているのです。
■ご先祖様が迷わず帰ってこれるようにするため
ローソクの灯りは、ご先祖様があの世からこの世に迷わず帰ってくる手助けをするとされています。
特にお盆の際には、ご先祖様がこの世に帰ってくるとされているため、ローソクを灯すことが大切です。
▼ローソクの正しい消し方
仏壇にお線香をあげた時、ローソクの火を消すのにも方法があります。
ローソクの火は、手で仰いだりローソク消しを用いたりするのが正しい消し方です。
誕生日ケーキのローソクのように、息で吹き消すことはやめましょう。
人間の息は不浄なものと考えられているため、ご先祖様に吹きかけることはとても失礼な行為です。
▼まとめ
ローソクを灯す理由は、以下の2つです。
・不浄やけがれを祓い浄めるため
・ご先祖様が迷わず帰ってこれるようにするため
ローソクの火を消す時には手や道具を使用し、息で吹き消さないように注意しましょう。
福島県の『株式会社　菊川屋』では、燭台やローソクなどさまざまな仏具を取り扱っています。
宗派別の仏具も多数揃えておりますので、お気軽にご相談ください。