遺影を仏壇に飾ってはいけない理由は?
2024.10.15
仏壇は故人を偲び祈る場所であるため、遺影を飾る場所として適していると考える方も多いでしょう。
しかし、仏壇は遺影を飾るところとして避けるべき場所です。
この記事では、遺影を仏壇に飾ってはいけない理由について解説します。
▼遺影を仏壇に飾ってはいけない理由
■仏様に対して失礼にあたる行為のため
仏壇は、宗派によっては浄土に当たる場と考えられており、中にはご本尊もあります。
故人の遺影を仏壇に飾るとご本尊が隠れてしまい、仏様に対して失礼にあたる行為と考えられています。
また仏壇の中や上も、遺影を飾る場所として適していないため注意が必要です。
■仏壇を見下ろしてしまうため
仏壇の上に遺影を飾る場合、祀っているご本尊やご先祖様を見下ろす形となります。
そのため、失礼にあたると考えられる場合が多いです。
日々のお参りは、仏壇のご本尊よりも下の位置から行うのが良いとされているため、仏壇を見下ろす位置に飾るのは避けましょう。
▼遺影を飾るのにおすすめの場所
遺影を飾る場所としておすすめなのは、仏壇の近く・仏間・床の間などです。
近くに台を設けると、飾りやすいでしょう。
仏間がない場合は、リビングや寝室などでも問題ありません。
▼まとめ
遺影を仏壇に飾ってはいけない理由は、以下の2つです。
・仏様に対して失礼にあたる行為のため
・仏壇を見下ろしてしまうため
仏壇の近くや生活スペースであれば問題ないため、家の作りや生活にあった場所に飾ると良いでしょう。
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