香炉の種類について
2025.02.01
仏教において、香炉は非常に大切な仏具とされています。
さまざまな種類がそろっており、選ぶのに迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、香炉の種類についてまとめましたので、参考にしてください。
▼香炉の種類
■前香炉
香炉の中で、最もベーシックなのが「前香炉」です。
口が広くて丸い形をしており、金属で作られたものが多く見られます。
「線香炉」と呼ばれることからもわかるように、主に線香を立てるのに用いる香炉です。
■土香炉
青磁色の陶器で作られた円柱形の香炉は「土香炉(どこうろ)」と呼ばれます。
透かし模様が施された「透かし香炉」と、丸みを帯びた「玉香炉」の2種類があります。
■長香炉
宗派によっては線香を立てるのではなく、寝かせた状態で火をともします。
その際に使われるのが「長香炉(ながこうろ)」で、四角形の細長い形をしているのが特徴です。
黒檀調や紫檀調といった高級感のある色味が多く、落ち着いたデザインとなっています。
■焼香用角香炉
焼香に用いる際は専用の香炉があり、代表と言うべきものが「焼香用角香炉(しょうこうようかくこうろ)」です。
左側に灰を入れて香炭を置き、右側にお香を配して使用します。
葬儀や法要の場では欠かせない、重要な香炉です。
▼まとめ
香炉には、前香炉・土香炉・長香炉・焼香用角香炉といった種類があります。
素材やデザイン・宗派や目的によって、適した香炉を選ぶとよいでしょう。
福島で香炉をお探しの際は、さまざまな仏具を扱っている『株式会社 菊川屋』にご用命ください。
お電話はもちろん、メールでのお問い合わせも受け付けております。